コロナ前は毎月だった関東出張
この3年は年に1~2回でした
以前ならノンストップだった奈良→東京
運転体力が激減しているようで頻繁に休憩
元来、営業に向かない引きこもり系のワタシ
コロナを理由に会社からのリモート営業は快適でした
けれど今回は訪問して良かったと実感
コロナ禍で変化した私たちの価値観はアフター業界にも変化を起こしていました
コロナが終われば2019年に戻るわけではない
それを改めて肌で感じさせられました
訪問した会社に入庫している車種や店内においてある部品
来店中のお客様の雰囲気や電話越しでのやりとり
そういった環境要素も注意深く観察していると変化している
リモートではわからない情報
そして電話ではできない他愛もない雑談
そこにも無数の情報が詰まっていました
日本最大のアフターパーツ市場である関東
ユーザー数が多いため流行などの変化が急には起きない印象
その関東でいよいよ明確になりつつあることが2つ
一つはチューニングするためのベース車が枯渇しているということ
旧車はタマ数が減ったうえに高額に
頼みの新車まで高額化の上に半導体不足などで受注停止が多数
安いタマが豊富だった昔のようにサーキットでぶつけて笑うことができない状況
そういう状況がチューニングパーツの動きを鈍らせている可能性
反面、純正パーツを多用したメンテやレストアは急増
競技は一握りの裕福な人かメーカー系だけが挑めるラリーに近いものになりつつあります
もう一つの動きは貨物車をベースとした遊び方の拡大
仕事場、現場で使われていた「働くクルマ」をカスタムする流れ
それはコロナ禍で密を避けた遊びとして人気となったアウトドアの影響
車中泊やレジャーでの使い勝手の良さが認識されたのです
値段も手ごろというところも含め作業着ワークマンが人気なのと似た状況
当社はこの流れを10年以上前から予測して商品開発を進めてきました
軽自動車、貨物車、旧車に重きを置く「3K計画」
東日本大震災で日本人の価値観はすでに大きく変化していました
まさに12年前の今日だったんですね
その変化を加速させたコロナは来週マスク不要となり5月には5類に
いずれにしても人と会うことは大切だと痛感
今話題になっているのは「リモートVS出勤」
ワタシは単純に両方のいいとこどりをすればよいと思っています
当社では営業マンは週の半分を営業に、残り半分を違う仕事をすることに
だから出張も時々行くことにしました
今回訪問したお店での面白話や情報は来週、ゆっくりレポート
以前は某メーカーの営業マンだったデンワマンは脱サラで新会社の代表に!
立場は物凄く変わったのに電話ばかりしているのは相変わらず
だれかに似てるなあ…ガーシー?(笑)
この旅でも今まで通り3UPさん家にご厄介に
今まで通りサイコーに美味しいジンギスカン
こういうのは絶対に変わってもらっては困る(笑)
翌朝、二日酔いでの三上さんモーニング情報交換会議も変わらず恒例
って…
あれ!?
あれあれあれ!?
これからは岡崎さんが社長!?
次号につづく